太陽光パネル 影の影響・対策
電柱の影
先日、定期点検を行った太陽光発電所です。
パネルに電柱の影を発見!
パネルに影があると発電量に影響が出てしまいます。
発電量を測定してみた所、数値が異常に高かったり低かったり・・・
はっきりとした原因は調査中ですが、何かしら不具合が起きているのは確かです。
パネルは、大まかに3つの部位に分ける事ができ、
1つの部位のごく一部分に影がかかると、その部位全体に影響が出ます。
また、回路の組み方や影のかかり方によって、どれくらい発電量が低下するのかが大きく変わってきます。
影がかかる面積は、発電量が落ちる量と必ずしも比例関係ではないです。
影の対策
対策としては、影を作るものを移動する事が考えられますが、
電柱や建物の影は物理的に移動するのが難しいです。
木々等の影であれば伐採作業を行いましょう。
継続的に影がかかるとパネルの故障を引き起こし、最悪の場合、発火する事もあります。
定期的に点検を行い、パネルの抵抗値が上っていないか、ホットスポットの温度が上がっていないか点検する必要があります。
そして、危険な状況に陥っていないかどうかの確認を怠らず、必要であればパネルを交換することが重要になってきます。